気になる遺言
終活において、最も気になるのは遺言でしょう。
どのような内容で残すのか、それは人それぞれだと思います。
相続の内容でいっぱいになってしまう遺言もあるでしょう。
あるいは、自分の思いのたけをいっぱいに綴った遺言もあるでしょう。
遺言は、自分が天国へ旅立った後、遺族に残せる言葉になります。
ですから、自分の死後を想像し、遺言をしたためてください。
そして遺言は、信頼できる誰かに預けましょう。
できることなら、家族でもなく、親戚でもない、血縁関係者以外の方に預けておくと良いと思います。
特に、相続のことでいっぱいの遺言は、家族が揉めないように、誰かに預けるのが無難です。
弁護士に頼んで遺言をしたためるのも、良い方法でしょう。
遺言には、直筆で書かれていること、日付が入っていることなど、有効にするためには様々な制約があります。
それらのことを、弁護士はしっかりと把握しています。
多少の弁護士費用がかかっても、遺族が仲良く暮らせることを思えば、弁護士に依頼するのも良いのではないでしょうか。
そして遺言は、遺産がなくてもしたためておくと良いと思います。
遺言に書かれている言葉というのは、遺族の心の中に残る言葉です。
自分の死後、遺族に笑って暮らしてもらうために、遺言は必要なものだと考えましょう。
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