終活ガイド

墓の前で争いは起きない

遺族が相続で揉めるのではないかと、頭を抱える方もいるでしょう。

そして、自分の墓の前で争われたらみっともないと考える方もいるのではないでしょうか。

ただ、遺族が相続で揉めるのは、葬式の場でもなければ、墓の前でもありません。

葬儀が終わり、墓への納骨も済み、一通りの儀式が済んでから、争いは起きます。

葬儀のときに相続で家族が揉めたり、墓の前で相続の話で揉めるのは、テレビドラマの中だけと考えて良いでしょう。

相続で揉めるのは、一通りの儀式が済んでからです。

ある程度、遺族の悲しみが薄れ、冷静に判断できるようになってから、遺産で揉めることになります。

逆に言えば、冷静に判断できる状態であるのにも関わらず、遺産で揉めるのです。

ですから、相続で揉め始めると、長期間に及ぶことが多々あります。

冷静に判断できるからこそ、様々な理由が思い浮かび、少し多く遺産がもらえるのではないかと考えるのです。

そこで、遺族が揉めないようにするために、遺言が必要になります。

遺言には、どのように遺産を分けて欲しいか、自分の気持ちを綴ることができます。

ただし、遺産の全てを長男に相続させたいとどんなに言っても、それは叶いません。

相続には遺留分があるので、遺留分は相続の権利のある方に渡ることになります。

ただし、遺留分以外は、遺言で遺産の分け方を指示できるということです。